先日、兵庫・奈良へ旅をしてきました。
幸いお天気にも恵まれ、とても楽しい旅でした。
姫路城を見学の際には、10月中旬の晩秋にもかかわらず
強い日差しと汗ばむ暑さ。
まるで春の気候だな。。と思いながら歩いていると
姫路城内に花を咲かせている桜の木がありました。
最近ニュースなどでも取り上げられていますが、
季節外れの花や草木が開花する不時現象のようです。
美しい姫路城を背景にして、晩秋のこの時期に
大好きな桜を観られたことはとても嬉しかったのですが、
目覚めの季節を間違えてしまった桜の花がだんだんと可哀そうに思えてきました。
花がかなり少なかったこともありますが、
やはり春に咲くものよりも元気がなかったように思います。
まだ眠かったのかな。。。
桜さん、これからまたたっぷりと二度寝をしてください。
どうか春の柔らかい日差しの季節にも満開の花が咲きますように。
桜も目覚めを間違えてしまうようなおかしな気候が続いていますが、
季語では『晩秋』の季節です。
晩秋は ”乾燥している涼しさ” が特徴です。
中医学では、鼻腔やのどの渇き、乾いた咳、声がかすれやすくなる、などの
不調が出やすいとされています。
喘息持ちの私の母も、この時期は症状が出やすくいつも心配になります。。。
これらは肺陰虚(ハイインキョ)という症状なのですが、
この不調を緩和するとされる食べ物をご紹介しますね。
今の季節に手に入りやすい食材を挙げると、
銀杏、落花生、杏、イチジク、柿、梨、松の実、アーモンド、蜂蜜、などなど..。
ご参考になれば幸いです。
そして季節は、
初秋 → 仲秋 → 晩秋 → 初冬
と続きます。
冬を迎える前に体調を整えておきたいですね。
晩秋の季節は特に、乾燥に気を付けてお過ごしください。